関東甲信越で数店舗展開されている高級スーパー様からカレーソースのPB開発依頼がありました。こちらは全国から業界関係者が視察に来るような有名スーパーで、特にデリカ・惣菜に力を入れており、美味しい商品をお客様目線で展開されています。 現状は店内にある調理場でカレーを作り、お客様に販売されていますが以下の理由によって外部委託の手段を模索されていました。

・美味しいと評判だが、一度に多く作ることができないのでお客様の期待に応えられてない

・販売量が日によって違うため需要が読みにくく、製造の仕込みが難しい

・店舗による味のブレをなくしたい

・レシピなどの工程の秘密を守りたい

上記の課題と要望を叶える為にはOEMで外部に作ってもらうことが一番ですが、求めるレベルの味を作ることができる業者がいなくて諦めていたそうです。 そんな時に弊社を知って頂き、考え方と想いを共有して頂いて開発がスタートしました。

カレーの特徴は玉葱やチャツネの旨味と甘味がある英国風。最初は店頭で実際に売られている現物のサンプルを頂き、それを真似て試作しました。すると1回目の試作で非常に近いものが出来上がり、担当者の方もビックリ。その後、細かな材料の種類やフォンドヴォーのメーカー確認などのやりとりをし、2回目の改良サンプルを作りました。以前の記事の通り、やはり工場が持つ材料の範囲内で作ると味の再現性は極端に低くなるため微調整と擦り合わせを行ったのです。そしてなんとたった2回のサンプル試作で商品化へと進みました。

弊社からはソースを納品させて頂き、お店の調理場で大きなお肉を入れてカレーが完成します。担当者の方からも非常に喜んで頂き、お客様からの評判も上々のようです。 味へのこだわりと効率の両立は不可能であるとお考えの方、ぜひ一度ご相談ください。御社の手助けをさせて頂きます。