江戸川区産小松菜を使用したオリジナルレトルトカレーの開発

2017年04月24日

カレー PB

「特産品である小松菜を使用したカレーをつくりたい」

江戸川区の文化施設である「グリーンパレス」様からご依頼を頂きまして開発を致しました。 その昔、徳川将軍がタカ狩りのため同区にあった小松川村を訪れ、昼食のすまし汁に入っていた冬菜のおいしさに感動し、地名を取って小松菜と名付けたと言われているそうです。 今となっては同区の小松菜収穫量は都内全体の3割を占めるまでになっています。 そんな小松菜をPRの材料としてこれまでにもドレッシングなどの商品を作っていました。今回、新たな商品展開としてカレーが候補にあがり弊社に白羽の矢が立ったのです。

小松菜といっても葉をそのまま具材としてレトルトカレーに入れたわけではありません。江戸川区産の小松菜を加工業者でパウダー状にし、それをカレーにいれて商品化しました。 あまり入れすぎると青臭くなりますが、逆に少なすぎると本来の特徴が出ないという非常にバランスが難しい味の開発になりました。 それでも鶏肉や人参などの具材を入れ、カレー自体はほんのり緑がかり、良い風味を醸し出す商品ができました。さらにお客様には工場見学もして頂き、安心と安全を確認して頂いて商品化にうつりました。 先日販売になり、新聞に取り上げられるなど話題になりました。また区からも応援があり、今後少しずつ認知度が高まれば嬉しい限りです。

現在地方や地域活性のために六次化産業に力を入れている市区町村が増えてきました。助成金があるからとりあえず商品を作るという姿勢ではなく、その土地の特産品を「想い」と「熱意」を持って活用し新たにつくりあげることがより重要であると考えます。 地域特産品を利用した商品化もぜひご相談ください。

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